トイプードルのお城　PRIMO｜ブログ

今回はローマ乗り継ぎのバルセロナを選択しましたがローマ到着が夜7時半 国際線の乗り継ぎ時間を考えますと当日乗り継ぎは無理でしたので当初 空港で泊まろうと考えていましたが 娘がローマへ寄りたいと 物申して来ました。彼女、イタリア3度目なんですけど 言われてみれば、ローマ連れて来た事無かったかもです。あの方は シチリアとか カプリ島とか 変わった所に滞在してたんでしたが忘れてました。
それで １日半、時間が出来たのでローマの主だった所を回ることにしました。
私が昔ローマに来た時 本当に1番感動したのは 何と言っても コロッセオでしたね。

幼い頃 父の膝に乗せられてよく本を読んでもらったのですが その時 ”ライオンと奴隷”という本がありまして、ローマの円形劇場で出されていたスペクタクルが描かれていたのでした。
ローマ帝政時代のローマ、巨大な円形劇場で 残酷なものも含まれていたらしいのですが 様々な見世物がだされていたので そのうちの、奴隷と飢えたライオンとを戦わせるという内容の本でした。
子供ながら感銘を受けたのでよく覚えていたのです。
私がコロッセオを訪れたのはもう随分前の事になりますが その時に
あの本の舞台はここだったんだ！と気付いて 胸が熱くなりました。
とても特別な思いをもって この素晴らしい建造物をみたのでした。
それから何度もここは訪れていますが
何度来ても特別な気持ちを持ちます。

以前 母と来た時は 2人でアイスクリームを食べながら オードリーヘップバーンよろしく 降りて来たスペイン階段も 今ではアイスクリーム禁止になりましたね。
また、真実の口で有名なコスメディン教会も以前は 街の中にある普通の静かな教会でしたが 今は 柵が作られており 大行列の末
写真撮影をする観光地となっていまして大変 驚きました。
以前は 本当に普通に訪れて 出入り自由だったのですよ、、、
マナーが悪い人が増えると どんどんこのように規制が厳しくなります。
ルーブルのモナリザは 強化ガラスの奥深くしまわれていますが 私はあれを生で見ています。筆のタッチまでわかるほど接近して見れるくらい 普通に展示されてありましたし、ミロのヴィーナスも 普通に下に置いてあったのですが よじ登るモノがいたりで 今は厳重に柵の中ですね、、、
ミロのヴィーナスはあまりに美しく、本物をみる感動というものを味わわせてもらったものの一つでしたが、、、、。

話は横道それたのですが たった１日半ですが ローマを久しぶりに歩きました。
素晴らしい古代の遺跡の数々、とても１日で見回れるものではありませんが 娘は
遺跡より トレヴィの泉とか喜こんでましたね(¬_¬)
本当、ちゃんと勉強しろといいたいですわ。