› トイプードルのお城 PRIMO|ブログ › やはり ゆっくり出来ない身の上か

2020年08月22日

やはり ゆっくり出来ない身の上か


昨日はすこぶる体調が悪かったが、父を歯医者に連れて行くなど、例によって忙しかった。
扁桃腺に熱がついていたので病院でお薬を貰い服用しているので少しは楽になっている、、、暑すぎて冷房をつけながら寝るのがまたよくなかったようだ。
父が帰り 少し横になって休んでいたが、あまり体調もよくなく。
夜は早めに休もうかと考えていたのだが、夜9時から うちの子と交配したお客様から連絡があり愛犬の様子がおかしいが、病院に連絡しても繋がらないと言う。
自力で産めそうにないタイプだと感じていたので、帝王切開をお勧めしておいた子だ。おととい、ふと思い出して 帝王切開の予約は済んでいるのかと思ってラインすると、土曜の朝予約したという。
金曜は手術がいっぱいで出来なかったらしい。
今は10分おきに尿をしているという。嫌な予感がする。11時に動画を送ってもらったら呼吸は荒い。陣痛が開始しているとみてよさそうだ。それでも、現在の体温が37度ちょい、軟便をしていない、昼は食べた まあ、初産でもあるので色々考えて もう少し、もしかしたら朝までは時間がかかるのではないかと思い、付き添って様子を見ているよう言った。
イキミなどの兆候があれば一応連絡してみて欲しいと伝えた。
呼吸が顕著に荒くなったのは11時過ぎ、12時にはいきみ始めたらしい。
なにかが出てきてそこから全く進まないと1時過ぎに連絡が来た。写メには足とシッポらしきものが胎胞の中に見えている。逆子のようだ。もう少しでてくれれば介助可能だろう。
もう仕方がないので 今から来るよう伝えて待機。
来る間にうまくしたら車の振動でお産の助けになる可能性もある。
二時少し前に到着。見ると少しだけ進んでいた。一刻の猶予もないので即座に引っ張り始めたら 半分ほど出た。
母犬はあまりの痛さに飼い主達を噛んで暴れている。もう一度引っ張ると ほぼ全体が見えた。結構時間もかかったので子供は助からないかもしれないと思ったが 色が悪くはなかった。舌も出ていない、
それでも動かないので ダメかと思いつつ 処置してみようとしたら子犬が少し動いた、、、生きていた!!
臍の緒を切ってマッサージしていると泣き声をたてた。
大丈夫のようだ。
顔を見ると多少早産気味のようだ。
口も、パカパカと口呼吸している。
状態は良いとは言えないが110gを、超えているのでなんとか育ってくれるだろう。
この子はとても運の良い子だ。
今から24時間の管理の仕方を伝えて帰ってもらった。
この子、育てるのまぁまあ大変ですよ、、と言うと 飼い主さんはじゃあ獣医さんに頼まんなんかね?と言った。
獣医さんは診てくれませんよ、産ませたのは飼い主さんなので、お二人の責任でみなきゃだめですよ、と伝えた。

あと数分遅かったらあの子は死んでいただろう。
私と連絡がとれなかったら、
なにもわからない飼い主二人で なすすべもなく、ただみているしかなかっただろう。

お産てこんな感じです。
大変です。
そして、夜中が多いです。
犬は安産なんて、小型犬には当てはまらない場合も多々あります。
このように夜中大騒ぎしなくてはならなくなるので、帝王切開をお勧めしたわけですが、今回はタイミングが悪かった。
それでもこの子は運良く助かった。
でもこんな事ばかりではないです。
飼い主さんは近所に獣医さんが住んでいるからドンドン叩いて起こしてみてもらおうかと思うなどどいいましたが、日頃から診ている患畜さんでもないのに夜中起こされては、はなはだ迷惑なはず。
やめるよう言いました。

ともあれ無事生まれてくれて嬉しかったです。
男の子でした。生きていてくれてありがたかった。
夫は なんや?何事や!夜中に!とブツクサ言ってましたが 説明すると
まあ、仕方ないか、、、と言いました。
そんな状態の子を私が、ほっとける性格でないのを知っています、、、

そんなわけで とても具合の悪い日でもこのように安眠出来ない身の上なのだと思いつつ お布団に戻りました。
寝室に戻ると、コグマは駆け寄って来て、ママ?帰ってきた?どうしたの?って感じで心配していたのかくっついてきました。
可愛い愛犬を抱っこして寝るとしますか、、、、、
疲れました、、










Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 08:06│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
やはり ゆっくり出来ない身の上か
    コメント(0)