2020年03月19日

子犬の低血糖

最近 ある出来事があり 思うところあり記事にすることにしました。
自分のメモと、今後子犬を飼う方の参考になればよいかなと思い書き残しておきます。

9日、うちの子犬が友人の親戚のおうちに行きました、、、ちょっと離れた名古屋です。
子犬の見学に来た時のご夫婦の雰囲気と 友人の心配もあり お迎えを1週間引き延ばしてもらいなるべく安心して飼育できる
状態で、、、と考え 生後二か月を超えてお渡ししました。
我が家では がっついてご飯を食べて 走り回って元気いっぱい。
問題なしで獣医師の健康診断ももらって送り出しました。
実家に寄っていくとのこと。 従妹たちも来てて、、、ということを聞いて疲れさせないか少し気になりましたが。。
そこから3時間以上の道のりを経て新しいおうちなわけです、、、。

さて 旅立って二日目に下痢をしたと連絡がありました。
この時点で 近隣の獣医に注射による処置をお願いするよう連絡しました
1キロ未満の子犬の場合下痢は 早めの適切な処置により 回復も早くダメージを与えずに済みます
口からの投薬のように内臓に 水分や負担を与えるよりは 下痢止めのお注射や 皮下点滴の水分補給方のが適していると思うのですが。
それでそのように獣医師に話して処置をしてもらったようです
これで好転するとすっかり思い込んでいたのですが以下のような経過をたどりました。
3・11 下痢 A獣医 注射 お薬処方 (腸内バランス少し悪い 寄生虫はいない) 私は食事を少量頻回にしばらく切り替え、ブドウ糖を準備      しておくよう伝える

3.12 下痢が続いて脱水が心配で補液をして貰い再度診てもらうよう助言したが 行かず。通常すんなり回復するはずの下痢が好転しない      のでストレスが強いのかと少し心配になる

3.13 ご飯少しは食べるが食欲減退 寝ている 吐く 低血糖の状況が出始める 糖分の補給を提言
     A獣医 低血糖診断  吐き気止め、胃腸の調子を整える注射 入院点滴 状態改善 夜間は連れ帰った
      夜間医師の指示で 1cc糖水 ほんの少量 AD缶を上顎につける

3.14 早朝5時 痙攣のようになり24時間救急の動物病院に駆け込む、車の中でガムシロップ原液を与えながら来るよう指示あり
      病院到着頃には元気を取り戻す 流動食 3ccを 1h~2hおきに与える指示 良い便が出る。
      一旦こちらに戻してくれと提言するも 好転したため 頑張るという。A獣医に昼間行くが夜間 預かってはくれなかった為 
      別の病院に行くという B獣医に再度行く元気はある   夜 元気なので流動食3ccとAD缶を与えた

3.15  深夜12時 流動食3cc AD少々。 早朝6時 ヨタヨタしている、、、と動揺している 開院と同時にB獣医に駆け込む
      病院で 糖の静脈点滴、流動食は午前中のトータル 10cc。預かりますが夜間は無人です、お預かりしても最悪の状況も覚悟してくださいと      言われたと泣きながら電話。 もう任せておけないので すぐさま私の元に戻してくれと伝える
ここから私の管理   夕方 4時到着 覇気のない表情、 即座に 糖類、リキッド高栄養計20cc AD缶を小さじ1は みずから食べ              た。すぐに顔に覇気が戻る、元気が出る   夜8時 嬉しそうに走り回る 夜10時 糖類高栄養20cc AD食べない
      
3.16   早朝3時 糖類高栄養15cc AD缶 小さじ3積極的に食べる 良い便2回
3.17   早朝4時 ドッグフードカリカリ10g 完食足りなそう 兄弟のを取ろうとする

我が家到着1時間後には顔に覇気が戻り娘とじゃれる
4時間後には走って遊ぶ
翌日からはほぼ問題ない状況。兄弟とけんかする元気あり。ご飯待ちわびる。

何だったのでしょうか。
このまま返してもらわなければ この子は死んでいました。 
獣医師も原因がわからない 先天性の何かがあるのかもしれない最悪の状況も覚悟してくださいと。
でも手元に戻してもらって一瞬で好転したのですよ

結論としては単純にこの子が必要とするエネルギー、糖分の補給が出来ていなかっただけなのです。

こちらとしてはラインで送られてくる情報だけを頼りに状況を分析するしかなく、、、、
補給量が絶対的に足りないようだと思いましたが 病院にて点滴などもしていますし全体像を完全につかむことは出来ませんでした
もどかしくてなりませんでした
長年子犬を送り出してきましたが 実に初めての出来事でした。

そこで感じたことですが、、、、
もしかしたら このように単純な子犬の低血糖から 命を無くした子犬が他にも結構いるのではないだろうか。
そして何か先天的な病気があったのではないでしょうかね、、、などと言われて、、、、、
子犬を育て続けておりますが 先天性の異常があれば2か月まで順調には育たないと思います
聴診で発見される心臓疾患は別として内臓などに異常があると何らか発育のつまずきがあると思います。
飼い主さんは2軒の獣医さんに必死にすがっていたわけですが 2軒とも1ccとか3ccとかの指示でしたが
この量は100g台の新生児頃の子犬の一回のミルク量です。
この子は500g台の子犬です。

ブリーダーさんが出入りしていて子犬の扱いに慣れている獣医さんを探すべきだったというのも一つの教訓でした。

しかし本当に良く頑張って持ちこたえてくれた。
生きててくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

小さな子犬はすぐ急変します
小さな体には余力がないのです。
もしも 新しく迎えた子犬が低血糖と思われる症状を見せたら、その時
この記事を覚えててくれたらいいなぁと思います
悪夢のような4日間でしたが 学びもありましたし きっちり今後に生かします。

5人兄弟として産まれたこの子達。
一番遠くは東京に行きました。
みんな元気に過ごしてくれています。
この子ももっと大きくしてから帰ることになりました。
チビの弟も もう少し待ってほしいと新しい飼い主様にお願いしてお残りしています
良かった。兄弟がいて。
二人で頑張っておおきくなぁれ~~~














 







 


                              



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Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 19:22│Comments(0)子犬 トイプードルの生活情報
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