トイプードルのお城　PRIMO｜ブログ

今日、オレは旅に出た。
ひとり旅、、、と言いたいところだが、
ママが ことりも行こうねと誘ってくれたのだ。オレだけを連れて行くようだ。
やはりママはオレを特別可愛がってくれているのだ。オレは助手席に乗り込んだ。
こと君の荷物だけでスゴイ事になったわ！とママは言った。オレのお布団やら着替え、弁当やらハミガキ‼️も積み込んでいた。
それにしても、、、、クネクネした道をママは運転していた。
ママは女のくせに結構飛ばす。
オレは毎回もっと安全運転をして欲しいと思いキーキー叫んでいるが、ママはガンガン音楽を鳴らし大声で歌いながら走るので オレの叫びなど聞いちゃいない。
オレは何度か転がった。安眠どころではない。
行き先は長女の所らしい。オレの生まれ故郷からママのお家までと同じくらい遠い所だ。
届け物をして、帰りには長女を乗せて帰るらしい。
まあ、いいや。
長女は次女に比べるととても静かだし、オレの扱いも荒々しくない。
次女が一緒に来るなんて言ったら、ひどく噛んでやろうとオレは考えていた。
あのようなヤカラには 態度で示さねばわからないのだ。
オレがママに抱っこされて至福の時を過ごしている時でもいきなり
「ことりー、それは私のママやぞー！ことりは姉ちゃんが抱っこしてあげるわ。」などと言いながら無理やり連れ去りオレたちを引き裂く悪魔のような女なのだ。
時々ママに、
「ダメ！ことりが嫌がってるんだからー！」
などと叱られている。フン、いい気味だ。
出発の時、次女の姿はなかった。そういえば
朝ドタバタと出かけて行く姿を見た。
ガッコーへ行ったのだ。
しばらくうるさい次女と会わなくて済むや。
ようやく到着したようだ。
オレは長女の家にはかれこれ５.6回は来ている。慣れたものだ。
家の犬仲間にどんな所に姉ちゃんはいたのか？と聞かれたので、オレは事細かに教えてやった。
みんな へえーいいなあーどうしてことりだけ連れて行って貰えるの？ズルイよズルイ！と口々に言った。
それはオレの可愛らしさと、日頃の行いのナマモノさ、、、と内心思った。
飼い主注※多分 タマモノと言いたいのだろうと推測する。

夜が来た。腹が減ったと思ったらママさんがご飯を運んで来た。
さ、こと君 ごはんだよ
まったく、こと君は手がかかるわ。マイマイと仲良しなら預けられるのに。とつぶやいていた。
オレのご飯には生肉が入っているから食べ切らなくてはならないのだか、ママがいなくなって、あの次女がオレの世話をする時など ボイコットしてやるのだ。
あいつからなど食べてやるものか。
え、、、、、、。
もしや？ご飯の為にオレを連れてきているのか？まさか、、、、、、、、。

まあ、いいや。
疲れたからオレ、寝るわ。