トイプードルのお城　PRIMO｜ブログ

バンビの息子アクア、草食系男子？？

今日も検便に行ってきた。
ウン★を沢山　大事そうにかかえ　動物病院に駆け込む時
先生に申し訳ない気持ちになるのは　私だけではあるまい。

しかし検便は大事だ。
寄生虫嫌いの私にとって　検便は　３度の飯より重要だ。。。。。。。。
新しく子犬を迎えた時など　絶対に必要だ。

と、このように　除菌　除菌と騒いだ結果　人間界にアトピー等が増えたとする説がある。
絶対因果関係アリとみている。
最近でこそ　アレルギーに腸が関係ありと認識されているが寄生虫博士　藤田先生がこの説を唱えた頃は
相手にされなかったらしい。

一転、この説が注目を浴びたのは東西ドイツが統一した時
西に比べ　東ドイツに　極端にアレルギー患者が少ないことが判明し
諸説あったらしいが東西における寄生虫の駆虫状況の差が最も　その原因であろうと結論づけられたらしい。
ガンジス河など　排せつ　洗濯　飲用など　まぜこぜになっている地域は
ほとんどのヒトが寄生虫を体内に飼っているわけだけど　そういう所には
アレルギー疾患が　極端に少ないらしい。

で寄生虫とアレルギーの関係を、簡単に説明するとすれば
寄生虫が宿主の体内に出すある種の物質が　アレルギーの鍵となる肥満細胞と先に結合(?)していまい
花粉やダニに対するヒトのIｇE抗体のくっつく場所をなくし　その結果　ヒスタミン等の産生を抑える、、、、
結果アレルギー反応を減少させている
というものらしい。
もっと単純に考えると　アレルギーを持つヒトの腸は弱く　よく下痢をおこす。
下痢が頻発する腸は　寄生虫にとっても住みにくいわけだから　そのような事にならないように
寄生虫本人がコントロールしていると考えても良いのではないだろうか？とさえ思えてくる。
寄生虫の事を調べていると　彼らが生き残るために　非常に巧妙な仕掛けを宿主にしているケースは多々ある。

なぜ　こんな事に関心を持つかといえば　最近のヒヨワなペットを見るに付け　思うところあるからである。
皮膚がカユカユ、、ご飯にアレルギーが、、、、ってワンチャンがたくさんいる。
一昔前など　ご飯に味噌汁ぶっかけたものを食し　外で泥まみれで遊び　たびたび脱走し　独自に繁殖し
お尻から　サナダ虫やら　瓜実条虫などが　こんにちわぁ～～～って元気に飛び出す犬達が
所狭しと駆け回っていたものだ。
みんな　とても元気だったし長生きだった。
我が家にいたシェパードとスピッツのミックスの男の子は１９年生きた。
ま　雑種と純血種を比べたって、、、といわれそうだけど　それにしても、、、である。

オス犬にしても　昔はスキあらば　脱走しメスを妊娠させていた。
メス犬の飼い主は　ある日突然　母になった愛犬に度肝を抜かれたものだった。
今はヒート中のメスを見ても　何の反応も無い草食系オス犬が大量にいる。
我が家の男どもの　ギラギラした助平さに　生物としての勢いを感じて喜んでいる私は変態だろうか？

またしても脱線しているが
サロンにいらっしゃるお客様で　「アトピーなんです、、うちの子、、、」なんてわんちゃんを見るにつけ
私のような　寄生虫を敵視する人間のせいではないかと　思ったりする。

宿主を死に至らしめることなく　ひそやかに暮らさせてもらっている寄生虫に何の罪があるというのか？？
古来から共存してきたものを　簡単に除去する事は　やはり問題がありそうだ、、、、
とはいうものの　やっぱりどうしても好きになれない、、、、
あの見た目かしら、、、、
どうしても　野放しに出来ない私ではある。