2016年12月19日

薬の副作用

ブログあんまり書けませんでした。
私 とても不器用?なので 一つのことしか出来ませんで、いつも 最優先の事のみ集中するタイプなので
とても気がかりなことがあると 何も手につかなくなります。

12月に入り 私の心のすべてを占めていたのは原因不明の痛みに襲われて苦しんでいる友人と 愛犬アンジェラの事でした。
上の娘がとても気に入って連れて来たアンジェラは春になると13歳になる私の大事な愛犬です。
とにかく元気で全く病院に縁のない犬で 食欲がないのを見たことがないくらい健康な子です。
今年の頭から 被毛が薄くなったので 甲状腺がよくないのかもしれないなぁと見当をつけていたので
病院に行き 甲状腺ホルモンの値を診てもらいました。
案の定 ホルモンの値が低く 先生はホルモン剤を出してくれました。
私はホッとした気持ちで薬を受け取り帰宅、その朝と 夜 アンジェラに飲ませました。
翌朝 吐き下してありました。
ビックリしました。
しょっちゅうお腹の調子が悪い子なら驚きもしませんが 頑強な彼女の体調の変化にはとても驚かされたのです。
それで すぐ病院に電話して 薬を中止すべきかどうか聞いて 中止して 少し様子を見ることにしました。
その日は全く食欲がなく元気もありませんでした
翌朝 見に行くとやはり元気がなく抱っこすると 驚くほど熱がありました
慌てて直腸から熱を測ると 41.2℃。 尋常じゃありません。
すぐさま病院に走りましたら いろいろ検査しますのでお預かりしますとのこと。
不安でしたが仕方ないので預けて帰り、夕方電話すると 肝炎を起こしているとの事。しばらく入院することになりました。
あのお薬が原因であることは 火を見るより明らかです。
でも 薬が原因だからと言って 獣医さんには責任がないです。
今までこういう副反応が起きたことがなかったらしいのです
たまたま アンジェラの体がこの薬に耐えられなかったのだろうと思うのです。
甲状腺ホルモンの低下 もしくは甲状腺そのものの除去によって甲状腺ホルモンの分泌が足りなくなり
生涯ホルモン剤を飲み続ける人はたくさんいます、そう珍しくはないのです 身の回りにも複数います。
ですので 私はなんの抵抗もなくお薬を飲ませたわけです。
その結果がこれです。
一週間近く食欲が全くなく 全身ひどい黄疸が出てぐったりする愛犬を見て
ただただ後悔しました。
自分が悪いと思いました、悔やんでも悔やみきれない思いでした
長生きさせたくて 少しでもおかしいところがあれば 治してやりたいと思った私ですがそれが裏目に出たのです。
胸をかきむしられるような後悔の念にさいなまれながら 毎日病院に通いました。
少しでも一口でもモノを食べさせなければと いろいろ考えて差し入れしました。
いつも色々相談する先輩方にもお電話して聞きましたら 高齢犬が肝臓やられたら致命的だという意見がほとんどでした。
そして 同じように甲状腺ホルモンを飲んで3日後に亡くなったワンちゃんの情報も入って来た時には
もう ただただ泣きました あきらめきれずに悔しくて 泣きました
どうしてもこんなに早く別れるなんてできないと思うのです
まだまだ お散歩も行きたいし 抱っこもしたいし おいしいものだって食べさせたいのです。
2歳上のルビーが あんなに元気なのに、、、、、、、。

でも泣きすぎて 逆になんだかさっぱりしたんです
ちょっと吹っ切れて 頑張ってできる限りのことをしようと思えるようになりました。

その日面会に行くと アンジェラが立って 嬉しそうに私を待っていたんです
私に抱っこしてもらいたくて 待ちきれなさそうにクルクルはしゃいでいたんです、入院以来初めてみた快活さでした
投薬開始が12月5日 入院が7日、そしてこの日が15日です。
入院から9日目の事です。
翌日は多用でどうしても面会に行けず 土曜日に行った時にはなんと黄疸が薄くなっていました。
血液検査でも測定不能だった数値も 少しずつ測れるまでになり 下がってきています。
ありがたかったです。
神様に本当に感謝しました。
ブリーダーの大先輩に 治るなんてことがあれば 奇跡やと言われていたんですが本当に奇跡が起きたみたいにうれしいです。

こんな暗い記事 書くのもなんだなと思ったのですが
よりによって どうして私の犬がこんなことに、、、と思いながら
逆に 私だから経験しなければならなかったのかもしれないと思えました
この経験、こんなことも危険なんだよ、、、ってことを たくさんの飼い主様に伝えられる位置に私はいます。
普通の方の犬友達のレベルをはるかに超える数の 飼い主様達との交流があるのですもの。
怖くて手痛い経験こそ 周りのみなさんに先回りして伝えたい、
こんな苦しい経験 味わわなくていいように伝えたいと思いました。

ペットブームが始まって そろそろシニア犬が増えてきました
さらに進めば老齢の犬が増えてきます。
一足先に 私は 苦労したこと 掴んだコツなど たくさんたくさん 書き溜めています。
すこしでも ご参考になればと、、、、、、、。

さっき 迎えに行ってきました。
元気になってくれて 本当にありがとう!!

あとは 友人です
原因不明の痛みに悩まされて苦しんでいます、、、。
早く 解決してほしいと願っています、、、、、。




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Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 21:06│Comments(0)トイプードルの生活情報
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