トイプードルのお城　PRIMO｜ブログ


子犬の目が開いて見えるようになると　人間の呼びかけにも反応を示すようになる。
それで、生まれた時の目印の色をもとに
みどくん、ももたん、ピンたん、などとよんでいる。

飼い主様が決まると　私は血統書を
飼い主様の名付けた名前を載せて申請する。なのでお渡しは結構遅いです。
ブリーダーをしている私ですら　自分の付けた名前が戸籍とも言える血統書に載っていると嬉しいものです。
友人ブリーダーさんから犬が来るときには　たいてい名前載せてあげるよーと言ってもらって希望のお名前を載せてもらう。
先日お迎えしてきた大ベテランの和歌山の姐さんも、名前載せたるでー、と毎回声かけてくれるので　今回も希望の名前をお伝えしてあります。

名付けた名前が載ると、愛着もひとしおです。
今回送り出したベビー達も　個性的なお名前があって楽しかったですね。
これも楽しみの一つです。

血統書名は　同一犬舎からは同じものが出せません。
例えば　cocoちゃんて子がいるとすると
うちの血統書は
PRIMO FIORE JP COCO となりますが　もう一頭出てきた場合はイニシャル等を入れて
PRIMO FIORE JP COCO.Y
などとすれば登録出来ます。

意外とかぶるのは少ないような気がします、、というのも
あらかじめ打診して　候補をお聞きして被る場合は　以前に同じお名前いました、、と一応お伝えしています。
チョコちゃん　モコちゃんとか割に多い名前ですが　やはり子犬の愛らしい姿や　動きから出てくるお名前なんでしょうかね。

私は年代で名前のパターンを変えていて
イタリア系　アンジェラ　バンビーナ
飲み物系 ヴィーノ　ペリエ　ミモザ
星の名前　アリア　スピカ　レグルス
韓国系　パッピンス　ピョル　トトリ

代表を２つ３つ出しましたが実際はもっといますのでね、、。
今はイタリア系に戻りまして
メーラ　マンダリーヌと順に名付けていってます。
なので、名前で同期が判るようになってます。

犬の血統書はこんな風に作られるというのをご存知ない方もいらっしゃるので　一度書いてみようかと思いました。
名前の他　先祖のカラー構成、兄弟の数、先祖の賞歴など　色々な情報が載ってます。
一度　改めて見てみると面白いです。

また、ブリーダーは父犬となるオスのDNAの登録をしています。
これも情報として載ってます。
DNAの話題がでましたのでついでに述べますと　犬種特有の遺伝病のDNA検査というのもあります。
うちの犬舎でもトイプードル指定の遺伝病3種類の検査はすでに全頭済ませました。
新たにメンバーとして加わった子も順次検査予定です。
遺伝病を撲滅するためには必要な処置かと思いますが　莫大な費用がかかるので
結構負担は重いです　涙
それでも　飼い主様からすると　新しく迎える家族が健康であってほしいと願うのは当然の事ですので、やはり繁殖する人間としては義務と言えるかもしれません。

今日は真面目なブログになった(￣▽￣)