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2020年11月09日

法改正の歪みが出る


ラインで頂いた素敵なお写真。
この子はうちの子でしたが 長らく良くしてくださっている犬友、、この方 かなりの犬大好きさんですがその方の姪っ子さんの所に旅立ったのです。里親のご縁を結んだ訳です。
日々のお写真を下さるのですが お互いがとても幸せになれて 私もほんとに嬉しいです。
5歳になったタイミングで どの子か譲れる子いない?ってお話し頂いて決心した訳です。

昨今話題にのぼるブリーダーさん達への頭数制限、出産制限などの措置は 犬の幸せを思うと賛成出来る部分も多々ありますが、上辺だけ見た官僚達や周辺の人々がまとめあげたもののようで、問題点も多いなあと感じている。
出産をしていた犬が引退の年になると私も老犬までお世話する子達がいる。
けれども行き届いたお世話をする為に自分なりの頭数制限を課している。
やはりこの法律改正がうたっているように
きちんと行き届いて、犬が幸せだと思える暮らしをさせるには ある程度の頭数の限界があると考えてきた。

先日聞いた話だ。
頭数制限が出るらしいからと、犬達を減らさねばとSNSに出したら一挙に四頭もらいたいと話があり、渡りに船のような気持ちになりとてつもなく遠い県に出した。
それ以降連絡がつきにくくなり やっと繋がった時には 全部逃げたと言われたらしい、、、という内容だった。
唖然とした。
その子達はどうしているのだろうか、、。
大丈夫なのだろうか。誰かに拾われていればいいが、車に跳ねられたりしてはいないだろうか。
噂で聞いたのだが、胸が痛んだ。
もうこんな歪みが出てきている。折り込み済みの予想ではあったが。

ただでもらったものだからと、軽んじられる存在になる事は想像に難くない。
それゆえ私は里親には 条件を提示している。基本近場しか出さない。
内容は簡単なものである。ちゃんとした医療、美容、食生活をさせてほしいと言うごく当たり前の内容でしかない。
大金を出して買った犬と 貰った犬の間に生活の質の差があるのでは困るのだから。
幸い、うちの子達は良い方の元に旅だっている。
中には契約書丸無視の非常識な方もいたが それ以降は更に人選をするようにしている。
話がとりとめもなくなったのだが 新たな法律改正により、私は様々な弊害が出るだろうと考えている。

雑なお世話でドサドサ子犬を市場に出してきたブリーダーがいなくなり、又、様々な制限により産まれる子犬の数が激減するであろうから 価格の高騰、もしくは恐らく大量の雑種が出てくるだろう、これは制限をかいくぐる者が出てくるのは間違いないからだ。純血種が減ると日本の犬の質はどうなるんだろうか。
血統書の改竄も出てくる気がする。

犬達の為であるはずの改正が 犬達に皺寄せが行くことだけはあってはならないと願っているのだが、どうやら弊害も同じ程出て来る気がする。









Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 10:04│Comments(0)
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