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2020年08月12日

子犬はどこから来るの?


ちっちゃなモモちゃん、元気で頑張ってくれてるねーっ。
お友達経由で送られてきた画像。癒しです

さて、動物愛護法が最近コロコロと変わってかなり厳しくなるらしいというお話が出回っている。
ブリーダー一人当たりの飼育頭数の制限など 趣旨としては理解できるのだが 実際そうなってくると 一般の方にかなりなしわ寄せが来るのではないかと思っている。
新しい案を見たところ 元々こじんまりした私の様なブリーダーは何の影響もなさげだった。
抵触するような内容でもなかった。
しかし、私の知り合いには飼育頭数50〜100頭というブリーダーさんも結構いらっしゃる。
私のお付き合いのあるその様な方々は皆、かなりの費用をかけて犬舎を整え 整備している。そして、行き届いた管理の為 パートさんを時間ごとに雇って細かくお世話している。
お邪魔して拝見した事も幾度となくあるがとても行き届いていると感心したくらい。
また、ドッグショーに出陳するような熱心な方も少なくない。そのような方々の元からペットショップに並んでいる子犬が送り出されているので、これを制限していくとペットショップは成り立たなくなる。
当然並ぶ頭数も少なくなると価格は上昇するに違いない。
コロナの自粛によって在宅時間の増えた人々が考えたのはペットを飼おう、、、というのが多かったらしく 現在も犬が足りないし、価格は高騰を維持し続けている。
ペットショップを経営する人、勤務する人々にとっては大切なお仕事だし、これが成り立たなくなるのは大問題な気がする。
更に、子犬が減るとドッグショーも減るだろうし、オークションも出陳頭数が減るから立ち行かなくなるのではないだろうか。
 
そもそも劣悪な環境で飼育する悪徳ブリーダーが野放しになっていたのが背景にあり 社会問題ともなっているから致し方ない面もある。
制度改革の概要を読んだが 明らかに飼育環境が悪いブリーダーがターゲットなのだとありありと分かった内容であった。
であれば、きちんとしているブリーダーとの線引きをすればよいと思うのだがそれだけでは不十分ということか。
役所の抜き打ちの見回りなども良いだろう。方法はいくらでもあると思う。
うちなんて急に来られても何ら困らない。

欧米の様にブリーダーからだけ犬を迎え、ペットショップに子犬が並ばないようにすればよいという考えもあるだろう。 
しかし、アジア圏のペットを陳列して販売するという文化は歴史もあるし、それで生活している人も沢山いる。
私達家族も ペットロスで気持ちが落ち込んだ時、ペットショップではるおを見つけた。正直、同業者に頼めば ペキニーズも手に入るだろう。
でもたまたま寄ったペットショップにちょこんと寝ていたはるおを見たとき私達家族はなんだか一筋の明かりを見つけたようにホンワカした気持ちになったし、そこに、私達に巡り合うべくはるおがいてくれたとすら思った。
運命の出会いを求めてペットショップ通いをする人達はたくさんいる。
そんな話は、仕事柄 沢山聞いている。
多分ペットショップで犬を買ったのは初めてだったが とてもよい体験だった。
ペットショップの必要性というかそういうものを感じた。

だから 政治家も一方的なシステムの押しつけではなく 色んな方面から考えて欲しいと思う。
頭数制限によりはみ出したワンチャン達の行き先は?
はてさて、動取法の改正はどうなるのだろうか。





Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 13:11│Comments(0)
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