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2019年12月23日

仲間がいる方が


ノンノンを自室に連れてきていた私だったが あまりに落ち着かない様子だし、ワンコルームの方に度々行くので 試しにアリアのお部屋に入れてみた。
この2人は同時に我が家に来て 子犬の頃から仲良しだった。
お互いに大人になり ベタベタした関係ではないにしろケンカもしない、なかなか相性のよい2人だった。
というより、ノンノンは誰に対しても温厚な対応なので上手く行くのだと言った方が正確かもしれない。
2人は すんなり同室で暮らし始めた。
狭くないかな?と思ったベッドも2人で入ってる。
ヒンヒン鼻を鳴らし私を探していたノンノンだったが ワンルームではとても静か。
それはつまり精神的に落ち着いているから。
イヌ科の動物は群を成して生活している。
やはり仲間は必要なのだなと、思った。

中学生の頃 シートン動物記にハマって繰り返し何度も読んでいたが 中でもお気に入りだったのが オオカミ王ロボ。
ロボの生き様に感動したし、事細かにオオカミの生態が書かれており 今日、私が犬のお世話をする時にとても参考になっている。
イヌ本来が持つ本能的な行動や、イヌ科特有の生活形態など、参考になる点が多い。
小型犬のほとんどが品種改良により 姿形、消化管などもかなりオオカミからは大きく変化していると思うのだが 毎日観察していると 野生の名残を感じる行動が多々ある。

なんでこうするのだろうか?という行動に出会った時 野生でいたらばどうなのだろうか?と考えてみたりすると案外よい答えが出る事がある。

例えば我が家には夜中にのみご飯をたくさん食べる家系がいた。
昼間はあんまり食べなかった。
人間の生活に合わせて世話をするので
朝と夕方ご飯を与えていたがあまり良く食べなくて かわりに夜中にガツガツ食べていた。
犬の消化液の分泌は夕方を境に増して、夜中にピークになるのだという話を聞いたことがある。
思いあたる節はある。
夜間 消化活動が盛んになるから夜から明け方にかけて大便をする子は多い。
チビ男ことりも 小動物のような見かけだがイヌである。あの子も昼食べる量は夜の量の約半分。
夜はとてもたくさん食べて大体4時前後にもよおし、私に知らせる。

イヌを観察する時に野生であればどうなのか想像するのもとても良いと思う。







Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 20:52│Comments(0)
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