2019年10月06日

犬の社会



イヌ科はオオカミなどもそうですが野生では群れで暮らす動物です。
1匹で飼っているとその性質はわかりにくいのですか複数飼いではその様子が垣間見れて楽しいのです。
上下関係、駆け引き、小さな体で色んな事を考えているのがわかって尚更可愛いのです。

我が家のオスのペペロは箱入り?坊ちゃまで甘やかして育っています。
ノンノンという大きな体の義母を後ろ盾として暮らしているため、オレ様気質が出てしまっています。オリを見て私がそれをくじいてやっていますが、、、笑笑

先日 三ヶ月ほど早く生まれているオスのポロロを連れてきて遊び場に投入しました。
ペペロは思春期の男の子、別のオスの存在にはやはり格別敏感でした。
出会うなり横に並んで 体の大きさを測りながら威嚇し始めました。
ポロロはとても穏やかな子で 出来たら争いを避けたそうでした。
しかしながら体重わずか600gの差は小さめのプードルには大きく 1.9キロのペペロは少し大きく、更に体重差は毛ぶきにも大きな影響を与え、ペペロはオレがデカイぞ!と判断して 優位に立とうとマウンティングを始めました。
しかしポロロも負けてはいず、乗り返したりを繰り返してました。
私は少し状況を変えようと最後2ヶ月のアケビを投入しました。
しばらくペペロはアケビを追いかけたりしながら注意がそれていました。が、これが群れの嫌な部分なのですが追われているアケビを取り巻いて見ていたスズまで追いかけ始めました。ちゃんと見てないと集団暴行的な事が起こりかねないのです。
アケビが幼いので15分程で出しましたが
この時 みんなの心に変化が起きたようです。2歳のスズ、メスですが かねてから生意気だと思っていたペペロに軽く攻撃をしてみました。それをポロロはジッと見ていました。そして一緒にちょっかいをかけ始めました。スズも仲間を得た勢いで、ペペロを軽くいじめ始めました。
2対1の状況です。
こうなるとペペロはあれ?っという顔をして、ふざけるのをやめました。
とても驚きましたし、感心しました。
この小さな犬に 一瞬の判断というものがあり、それに応じて行動を制御するという能力ってすごいなあと思いました。
これ以降、スズとポロロは同盟を組んだのか?行動を共にしていました。

この時若者たちの行動をアリアおばさんは冷めた目で見ていました。
この方はとてもマイペースで人のことにはあまり関心がなく、自分さえ可愛がってもらえていれば満足な方です。

今日ここでなんとなくオス同士の休戦というか 引き分けという状況ができたのでメンバーをうまく考えれば一緒に遊べそうです。
オス同士はいつまでも根に持つ感じは少ないように思いますが、こういう感情には非常に興味がありますので 今後も隠れて様子を観察してみようと思います。




Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 11:34│Comments(0)
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