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2019年05月22日

令和ベビー誕生



今回のお産結構大変な方のような、、、
グッタリ疲れた私です。
昨日午前から体温が下がり、、おお、半日ほどで始まるか、、、と予測をつけていた私。
獣医さんとも今晩かねーと話していたので昨日から見張っていた私。
うつらうつらしながらなので完全寝不足。
フラフラと起きて朝から見張ったが、さしたる進展ナシ。友達とお昼ご飯でも食べようと約束、事故でケガをしたらしく心配だからこの目で様子を見ようとしていたのだが、11時頃にはイキミだした、、、ありゃ〜!こりゃいかん、お昼ご飯は諦めて 見守っていた。
胎胞が見えつ戻りつ一時間半(>_<)
足が産道の奥に触れました、逆子です。
胎児の体位が良くないか 大きさの問題か 引っかかってなかなか出て来ない。途中何度か陣痛を促してみましたがなかなか、、
こんな時は本当に途方に暮れます。
でもそうは言っていられません、私だけが今は頼りのはず、、、
帝王切開もチラチラ考え始めたタイミングでシッポまで出た‼️
ここまで出てくれれば 介助してだしてやることが出来ますo(`ω´ )o
なんとか出ましたが かなりの苦闘だった為
母犬疲労困憊、寝ちゃいました。
二頭目はスンナリいきました。
三頭目、一番大きな子の大きなまあるい頭がどうにか出た所で一向に進展しません。
あまり猶予がありません、、、首を絞められたような状況です。臍の緒はいきているのだろうか?それともいつの時点で胎盤は剥がれるのだろうかと毎回謎なんですが この子 頑張ってくれました。
もう少し出したところで羊膜を剥がして 引っ張りました。お母さんのイキミに合わせて、、、、肩がグッとひっかかる感触がありました。177gの大きな男の子でした。
母親の体格から言うと少し子供が大きかったようです(>_<)
110〜130g程ならもう少しお産は軽かっただろう、、、。この母親より大きな母親が前回産んだ子供は125.142.130.162g。
今回は母親より少し大きな父親を訳あって使いましたのでそのせいもありますね。

自然分娩が出来ないような個体は繁殖すべきではない、、という文章を読んだことがあります。ちょっとよく覚えていませんがドイツかどこかの大型犬の繁殖者の書いたブリーディングの本にあった文章です。
たしかにそうだと思いました。
犬は安産、、、などとは昔の話。
トイプードルでもお産は様々です。
種としての健全性を考えると矮小化は弊害を生むことはわかっているのですが 小さな子は可愛らしいですよね、、
それでも、やはり健康に分娩できる子がいいと考え母親は2キロ以下はうちにはおりません。
毎回帝王切開でしか産むことが出来ないのはやはり正常ではない気がします。
今日の子は2キロ半ば。それでもやはり小さかったと感じました。
安産家系のこの子の母親は非常に健全なお産をします。危なげがないです。
ところがその娘は、父親が小さい為母親より一回り小さくなってしまいました。
うちではタイニーからトイ位の母親にティーカップの父親を使います。
今うちにいる男の子は全員ティーカップサイズです。
丁度胎児の大きさのバランスが取れてお産が比較的楽のようです。

うちの犬舎の令和初のお産は なんとか無事終わりました。
私の大切にしていたアンジェラのやしゃごです。すずちゃん、頑張ってくれてありがとう。




Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 22:14│Comments(0)
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