トイプードルのお城　PRIMO｜ブログ


子犬が新しく旅立つ時、迎える家族はその子のお父さんだったりお母さんです。
私はブリーダーですので、子犬の本当のお母さんが大切に子犬を育てるのを見ています。どれほど愛されて子犬が育つか知ってるわけです。なので、私もブリーダー仲間から子犬を迎える機会がありますが、その時は　その子の子犬時代の写真など貰って大切にしています。いつまでも　冒険をしてうちに来たことを忘れないためです。
そして、子犬のお母さんは今日から私なんだと思って　愛情を注ぎます。
ペットショップで子犬を買う時、その子の生まれてきた背景は思い浮かびにくいものですね、きっと。
でも大切にされて、みんな育ってきたのです。
連れてきた子犬は　私をひたすら頼り、後を追います。
次第に大人になり独立心も出てはきますが、心はいつまでも飼い主を親だと思ってると思います。
なので　この小さな生き物達が　幸せで満足で暮らせるよう頑張りたいです。
調子が悪い子がいると　ホント心配過ぎて夜も眠れない事もあります。
でもお母さんなら当然ですよね。
そしてお母さん犬のように子犬と色々じゃれたり遊んだりもしてあげます。私の事を頼りにし、好きでたまらないというそぶりを見せてくれたりしますので、愛おしい想いが込み上げます。

と書いてくると　ただただ優しい人のように見えちゃいますよね。
実際は違います。
かなりかなり怖いです。
イタズラをしたり、意地悪をしたり、ルールを守れなかったりしたら
すごい剣幕で怒ります。
怒られたショックで縮こまる犬もいます。
でもこれが主従関係です。
お母さんでもありますが、群れのリーダーでもあるのです。
ちゃんと叱ることはとても大切です。
今日はヒョイと抱き上げた時に何が気に入らなかったのか、軽く唸り声をあげたラムをこっぴどく叱りつけてやりました。誰に向かって唸り声をあげてんだ？ってな調子です。
私に逆らうことは絶対許しません。
そして、オスとメスとでは叱り方を変えてます。
オスの方がデリケートな場合が多いので　メスよりはキツく叱りません。
メスは基本　強いですね、良い意味で。
なのでかなりかなりオスには甘いです。

動物病院の待合室などで　色んなワンちゃんを見ますが　いつまでも吠え続けている犬がいます。たいていそういう犬のお母さんは　あー、だめぇーとかホントに怒ってんのかな？って感じの口調で注意？らしきモノを形ばかりしています。
私なら公共の場で　静かにできない時点でペチンと叩きますね。
まあ、うちの子はそんな子はいないですが、、、
私といてそんなことしようもんならどうなるか知ってますから。
こう書いてくると　とても怖い人のようですね、、、でも叱ってない時はとにかく優しいです。笑笑
アメとムチといいますが、まさにそれですね。
信頼関係があればこそ、叱ってもわかってくれるのですから。

写真は長女と愛犬ののぐりです。
心から慕っているのがわかりますよね。
彼女も徹底的に上下関係を築いています。
感心しています。
昨日は夫と長女と３人で夜ウォーキングに、出ましたが
娘が立ち止まり、私がリードを引いて先に行こうとしたら　ノグリはガンとして動きませんでした。
娘が来ると安心して走り出しました。
素晴らしい信頼関係だなあと感じたと同時に　プードルとは違うチワワ特有の性質を見た気がしました。