2012年05月25日

血統書とは、、、、

血統書からわかることは色々ありますよね、。
誰が繁殖したか、誕生日、大雑把な色の構成、兄弟の数、タイトル、などなど、他にも色々わかります。
血統書とは、、、、
写真はカットモデルとして迎えた きょうしろうで~~す。チビすぎて断念か??

さて、我が家のフラットの花子は 父親がINT.CH(花子の誕生後タイトルを取りました)、その両親から上は全員AM.CHという血筋です。母親はごく普通の家系でした。

その花子が 交配でT先生の所にお世話になった時 花子を見て
「この子いいね。もしうちで預かれば チャンピオンとれますよ。どうですか?」
って 言って頂いたのです。
私と夫は どうする?預けようか、、、と相談したのですが
夫が 長い間預けて離れ離れはイヤだ!と言い出だして 結局 お願いはしませんでした。
 花子はそういえば 別のショー関係の方からも 散歩中に声をかけて頂き この子、とれるよ。と言っていただいてました。
花子の母犬のオーナーさんしかり。 ノンタイトルの父君を お相手に選んだのですからね(彼は 取る事大前提の名血ではありましたが)

”犬を見る”ってこういうことだと思うんですよ。

血統書のチャンピオンの数なんかより 目の前にいる犬が見れるかどうかではないんでしょうか?

その花子の息子は 良きオーナー様に出会い
 T先生の手によって 早々とチャンピオンを完成しました。

チャンピオンとは そういうものだと思います。
素質は大前提だと思いますが 出すか 出さないか、と言う事の結果であると思いますが。
言い換えれば”出せば獲れる犬”も沢山いるということになります。
時には 獲れる犬なのにタイトルのない子が続いてたりして ”犬舎の事情”が垣間見れる場合がありますよね。

理解ある良きオーナー様に恵まれ ショーに出す、
素晴らしいハンドラーさんが卓越した技術で美点を強調して美しく見せる、、、、。
この繰り返しがあって 初めて鈴なり となりますが
繁殖者本人が出陳し続けているとも限らず どのような考えのオーナーさんが持つかわかりませんから
とんでもない名犬が 人知れず誰かのペットとして暮らしているって事はありえますものね。
逆に言えば 確かに鈴なりは そのラインに関わったすべての方々の(オーナー探しも含めて) 並々ならぬ努力の賜物とは言えますよね。

あるブリーダーさんは、有名犬舎Nの事を過去の栄光だと吐き捨てました。
大変失礼だと思いました。
今 日本のレッドのショードッグは 外産以外ならどこかしか土台にこの犬舎の犬達が入っていると言っても過言ではないはずです。
決して 過去の栄光ではありません。
今も ショーを 走る犬達の血に しっかりと脈々とその血は受け継がれているのです。
素晴らしい一頭のチャンピオンを作るためには その基礎となったあまたの犬達と 
忍耐が必要だったに違いありません。
その良さを皆が認めたから その血を求めたのです。 

私がうちのパリスを迎えた訳は 一頭のオス犬との出会いからです。
その子は 美しいバランスの取れた容姿、何より立ち姿 歩様がとっても綺麗な子でした。
年月かけて かなりたくさん 子供をとって見てみましたが 結果が素晴らしく良かった。
それで この子を作った人から どうしてもまた迎えたいと思って 繁殖者を探しコンタクトをとりました。

そして私はパリスに出会いました
目の前にいる彼に心奪われたのです。
サイズも含めて もう二度と出会えないだろうと思えるほど 魅力的だったのです。
その場合 タイトルなんて なんの意味もありません。
あったのは 先生方が作り上げてきた犬舎の伝統と それをしっかり引き継いだパリスの愛らしさだけだったのです。
先生からは 父犬を選んだ理由や 組み合わせについて詳しく説明を受けました。
どのような 子を作りたかったのか明確に示してくれました。

そして 私の作りたい犬にとってパリスがどうしても必要だから 迎えたのです。

血統書から読み取れるものは たくさんあります。
しかし血統書からは見えてこないものもたくさんあります。
そこを 勘違いしてはならないと思います。
チャンピオンの数なんかだけで 犬がわかるはずがありません。
血統書だけを見て 見たこともない犬を批評することは 大変に失礼で 傲慢です。

私はペットとしてのプードル、自分の求めるプードルのスタイルがハッキリ決まっています。
ですから その目標にぴったり合ったプードルを 育てるのです、それだけです。

チャンピオンがズラリと並んだ犬でも 当の犬が 私の求めるものと
かけ離れていては それは私の範囲ではありません。




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Posted by トイプードルのお城 PRIMO at 06:57│Comments(2)トイプードルの生活情報
この記事へのコメント
ママのゆうとおり(^○^)
私もそう思います♪

血統とか、犬舎が全てなんて思わない…

実際に、ピアノのママはノンタイトル!
でもショーに走れば間違いなくチャンピオンな綺麗な子…
沢山出す犬がいたからお蔵入りに…
ノンタイトルだけど、そのこからは沢山のチャンピオン犬が誕生してますo(^▽^)o

他の犬舎を悪いと批判するのはよくないですよね…
遺伝子疾患とかはまた別だけど…

これが良いと思っても好みもあるし…
アメリカやイギリス系でタイプも違うし…

片睾丸、遺伝子検査に引っかった睾丸、アンダー、怖がり、パテラ…など…

遺伝するこを繁殖するのは私は反対…
あまりにサイズにこだわり極小化するのも反対…

チビチビ君がうちにもいるけど、二キロないこには交配しないしねo(^▽^)o
問い合わせたくさんあるけど…
極小だけにこだわる方には交配しないと決めてますo(^▽^)o

素敵なプードル作れるように頑張りましょうねo(^▽^)o
可愛い可愛いペットo(^▽^)o
楽しくね♪
ショータイプ美しいけど、短足ちゃんとかも私はすきです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
Posted by りぼん at 2012年05月28日 23:17
りぼんちゃん!!
ありがとう~~
そして ピアノちゃん!!ゲットおめでとうね。
泣いたんだってね、、、
いつも 一生懸命だもんね!!

ブログみたけど ピアノちゃんは本当にきれい。
セットアップしたら 尚更 美しさが引き立ってる。。。
すごいぞ!! すごいぞ!!
絶対頑張って完成させてね。
そして、、、、いつか 私も誰か引いてもらいたい、、、、夢、、、、

極小の件は 私も数年前から思うところあり
母犬は2~3キロにしていますよ。
父犬は かなり小さ目だけど
健全性その他 モロモロ 思うところあり
小さな母親は 増やしていないよ。

それより 石川来てよ!!
待ってるんだから(^^)/~~~
Posted by トイプードルのお城 PRIMOトイプードルのお城 PRIMO at 2012年05月31日 20:30
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